良縁-その先の人生を見つめて

第2章 すぐに結婚が決まる人、なかなか決まらない人

同じような環境で育った人を選んだほうがうまくいく

「パチンコを二人でできる人は幸せだ。泥棒だったら見張りをしてくれる奥さん。警察に通報する奥さんだったら困るだろう」。例えは悪いですが、昔父がよく言っていた言葉です。
つまり、自分と同じような環境、価値観を持った人といっしょになれば、人は幸せになるということです。
結婚相手に自分の周辺にはない職業の人や、まったく違う器の人を望む人がいますが、往々にしてだめになってしまうことが多く、結局、自分と同じような環境の人と交際し、結婚するほうがうまくいく確率が高いと思います。極端な話、理科系の人は理科系の人を選んだほうが、相手を理解できます。理科系の人は無口な方が多いのですが、その無口さを理解できるというわけです。なかには、コンピュータ好きの二人がお見合いし、交際に入ってからも、直接会わずに、メールでばかり会話しているという人もいます。彼らにとっては、それが心地よいし、楽しいのです。でも、まったく違う価値観を持った人とは、そうはいかないでしょう。
男女平等の世の中とはいえ、まだまだお見合いの世界には、古風なところがあります。女性の場合は、結婚するパートナーによって大きく生活が変わりますから、パートナー選びはどうしても慎重にならざるをえないことはわかります。さらに言えば、結婚によって生活がまったく変わってしまう確率は、男性よりも女性のほうが高いのです。でも、だからといってあまり深く考えすぎ、先を読みすぎてしまってはなかなか結婚できません。そうした中で、「自分と同じような環境の人を選ぶ」というのは、幸せになるためのキーワードの一つになると思います。
逆に男性は結婚しても生活における変化は女性ほどではありません。女性によってもたらされるもの、影響される部分というのは、日々の生活のなかの半分くらいではないでしょうか。だから、ある意味ではもう少し気楽にとらえてもいいのではないかと思うのですが、実際にはなかなかそうはいかないようです。